2025.01.27
- 楽しみ方
ワインとチョコレートの世界
華やかな新年が過ぎ、通常モードになりつつある今日この頃、バレンタインのディスプレイが街を彩っていますね。
バレンタイン商戦も以前ほどの激しさはなくなり、ちょっとした日常を楽しむエッセンスとして取り入れるといった風潮を感じます。
とはいえ、某メディアによれば、今年のバレンタインイベントに関するアンケート調査では、9割以上が「バレンタイン向けにチョコレートやギフトなどを購入する予定」と回答。
その送り先としては「配偶者・パートナー・恋愛相手」と「自分用」がともに6割以上(複数回答)とのこと。
さらに平均購入額は「自分用」がもっとも高額で、義理チョコなどは減少傾向にあるようです。
量より質を重視し、すっかり定着した「ご褒美チョコ」や大切な家族やパートナーと楽しむのが主流のようです。
そこで、今回はチョコレートとワインの世界を垣間見ながら、バレンタインの楽しみ方を探ってまいりましょう。
参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000744.000008128.html
■チョコレートは開運アイテム!?
新しい年になると「今年はどんな年かな?」と、つい見てしまうものの一つとして、占いや運勢があるのではないでしょうか。
先日、某人気占い師さんのラジオ番組を聴いていたところ、こんな一言が耳に飛び込んできました。
運のよい人の共通点として「チョコレートが好き」というのです。
占いは統計学というのが持論のその占い師さんがいうには、事業で成功している人や運のいい方に好きな食べものを聞くと、多くの方が「チョコレート」を挙げるそうです。
運気を上げるにはとにかく運の良い人を真似ることらしく、チョコレートを食べるとよいそうですよ。
もちろん、食べすぎには要注意ですが、チョコレートがラッキーアイテムであることをインプットしておくと、さらにバレンタインが楽しくなりそうですよね。
■通貨として使用されていたカカオ豆!~チョコレートの歴史
チョコレートの歴史は、約3000年前の中南米にさかのぼります。
特に、マヤ文明やアステカ文明では、カカオの実が神聖視され、カカオ豆は通貨でもありました。
通貨の価値を持つほどのものを味わえるのは、特別な人だけ。王族などの特権階級や戦士だけが「力を与える」とするチョコレートを食することができたそうです。
このような背景を知ると、開運アイテムといわれることも信憑性が増してきますよね。
そして、時は過ぎ16世紀にスペインの征服者たちが中南米からカカオを持ち帰ったことで、ヨーロッパに広まります。
カカオに砂糖やスパイスが加えられ、チョコレートドリンクとして特に上流階級の間で人気を博したそうです。その後、19世紀になり固形チョコレートが誕生します。
今日、チョコレートは世界中で愛されているお菓子の一つですが、様々なフレーバーやスタイルが登場し、デザートやお菓子の材料としても多く使用されています。
また、昨今では、カカオの生産とフェアトレードの意識が高まっており、持続可能な方法でカカオを栽培することにも関心が寄せられています。
参考URL:https://www.godiva.co.jp/column/about_chocolate.html
■私流ハッピーバレンタインの過ごし方
ということで、何度となく経験してきたバレンタインですが、今年はこんな過ごし方をしてみようかなと思っています。
チョコレートを添えたワインギフトで感謝を伝える
一年を通してワインギフトは喜ばれるものですし、何かプラスしてプレゼントすることで季節感やイベント感を出すことがしやすいのもワインギフトのいいところ。
さらにチョコレート菓子は種類が豊富でパッケージもキュートなものが多いですよね。
様々なフレーバーがまるで本のようなチョコレートギフトを添えて、親しい友人やパートナーへ日頃の感謝を伝えてみるのはいかがでしょうか。
ワインギフトならコノスルの「20バレル・リミテッド・エディション」がおすすめ。20バレルは厳選した20樽のみが限定生産されたことに由来しています。
土壌と気候に恵まれた特別な畑で葡萄を丹念に育て上げ、収穫量を制限することで更なる深みと凝縮感を獲得しています。「20バレル・リミテッド・エディション」は赤4種、白2種の全6種です。
<20バレル・リミテッド・エディション>
〇カベルネ・ソーヴィニヨン
〇ピノ・ノワール
〇シラー
〇カルメネール
〇シャルドネ
〇ソーヴィニヨン・ブラン
※20バレル・リミテッド・エディション「メルロ」は終売
また、甘いものが苦手という場合は、ワインに合うおつまみ系もよいでしょう。
スタイリッシュな雰囲気の「20バレル・リミテッド・エディション」のエチケットには、輸入食料品などをさりげなくプラスするとオシャレですよね。
運気アップを狙った自分へのご褒美として
誕生日でもないけれど、リボンがついたものをいただくというのは何かと嬉しいもの。自分ご褒美なら運気アップを狙ったこんな組み合わせはいかがでしょうか。
そうそう、ピンクのアイテムも運気アップらしいです。となるとストロベリー味のチョコレート菓子と「ビシクレタ・レゼルバ」はいかがでしょうか。
「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズは、果実味豊かでそれぞれの品種の特長が楽しめるスタンダードシリーズ。
中でも「リースリング」はハチミツのような香りをベースに、アプリコット、リンゴ、レモンの花、シトラスなどを感じさせます。
また糖分を少々残すことで、ほんのり甘く感じるスタイルに仕上げています。
この甘さがフルーツを使ったチョコレート菓子にピッタリ。ちょっぴり春を感じるご褒美ギフトの完成です。
大切なパートナーと過ごす豊かな時間
そして、暖かい室内でお気に入りの映画を観ながら、大切な人とコノスルのプレミアムワイン「オシオ」を傾ける時間はいかがでしょうか。
ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたプレミアムワイン「オシオ」は誰もが納得のクオリティ。
輝きのある深いルビー色、ブラックチェリー、カシス、ラズベリーの凝縮された果実の香りにスミレの花、紅茶、トリュフのニュアンス。
そして、口に含むとキメの細かなタンニンと滑らかなボディが感じられ、長い余韻で楽しませてくれます。
何気ない日常でもリッチなワインがあると、極上の時間に様変わり。ぜひ、コノスルのワインとチョコレートで私流バレンタインを楽しんでくださいね。
この記事で紹介したワインはこちら
リースリング ビシクレタ レゼルバ
リースリング ビシクレタ レゼルバ
ハチミツのような香りをベースに、アプリコット、リンゴ、レモンの花、シトラスなどを感じさせるノートが複雑に絡み合っている。糖分を少々残す(7g/L)ことで、ほんのり甘く感じるスタイルに仕上げている。
オシオ ピノ・ノワール
オシオ ピノ・ノワール
チリNo.1ピノ・ノワールを目指し、ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたプレミアムワイン。「力強さを備えつつ、滑らかで完璧に調和のとれた味わい。チリの中でも最高に素晴らしいピノ・ノワールだ」(ルイス・グティエレス氏、ワイン・アドヴォケイト)
20バレル シャルドネ
20バレル シャルドネ
洗練度の高いクリーンな酸味と、それを包み込むように程よいボディがあり、非常にバランス良く上品な味わい。
この記事を書いた人
ソムリエ
たけうち あけみ
竹内 綾恵美
- (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
- SAKURAアワード2024 審査員
料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。
2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。