ケータリング料理と相性のいいビシクレタ・レゼルバは？

WINE WHAT!?（2019/9）の「餃子×ワインのマリアージュ」企画にてビシクレタ・レゼルバが取り上げられました。
掲載内容をご紹介します。

　

ケータリング料理と「コノスル ビシクレタ」でお手軽リラックス計画！ 夏のホームパーティー編

どれだけ料理好きな人でも、疲れたときはキッチンに立つのがちょっと億劫。そんなときは思い切って、ケータリング料理といつものワインでノンビリしませんか？
ケータリング、出前、テイクアウトでプロの料理がすぐ手に入る便利な世の中ってスバラシイ！手頃な価格で飲み心地バッチリなワイン「コノスル ビシクレタ」が日本で手に入るのも、これまたスバラシイことです。

そこで、代表的なケ—タリング料理と「コノスル ビシクレタ」のペアリングに挑戦してみました。
組み合わせのセンス次第で、満足度は飛躍的にアップするもの。外出帰りの自宅飯、急な友人の来訪、ふと思い立った公園ピクニック、ゲーム攻略に夢中な週末、などなどケ—タリング料理と「コノスル ビシクレタ」がいつでも味方になってくれますよ。

　

りんごや柑橘、ディルなどのハーブもふんわり香るシャルドネ。樽熟成していないので、品種特有のふくよかさをストレートに感じられる。鶏の唐揚げやナゲット・ポテトコロッケなど淡白な素材の揚げ物に。フレッシュハーブを添えれば、大量の唐揚げも最後まで飽きずにペロリ！

すっきりさわやか、ソーヴィニヨン・ブラン。この品種にありがちな青く尖ったニュアンスはなく、酸もおだやか、温度が高まるとオイリーさを感じるほど。おかげで、米の甘さが加わった酢飯の酸によくなじむ。噛みしめて静かな旨味が広がる貝やエビ、サーモンの握りがオススメ。

ライチ、ユリの花、マスカットの香りが広がるゲヴュルツトラミネール。この品種、廉価なワインでは得てして余韻が短めなのが難だけれど、ビシクレタの場合、きちんとミネラル感を最後まで残す優等生！餃子や飯などゴマ油を効かせたカジュアル中華に、一度ぜひ合わせてみて。

チェリーのみずみずしさとドライハーブの落ち着いたトーンを併せ持つロゼ。柑橘に似たソフトな酸味は、トマトの酸味にも通じる。当然、トマトソースのピザが合わないわけもなく、ピザ専用ワインに認定！ピザやサラミを手づかみでカブッ、ロゼをゴクゴクッ、とワイルドに行こう。

プラムのコンポート、プルーン、樹皮の香るメルローは、きめ細かいタンニンが豊富。鉄っぽさも感じる牛肉にうってつけだけれど、フレッシュな青草の風味に誘われ、サラダも欲しくなる。そこで、肉と野菜を挟んだハンバーガーを。もちろん、てりやきやチーズバーガーもOK！

コノスル ビシクレタシリーズって？

ワイン専門家のブラインド試飲企画で常に高得点を稼ぎ、プロたちから「またコノスルが入賞か！」と半ばあきれられるほど、コノスルのワインはどれも優秀。ビギナーにウケる飲みやすさをキープしながら、けしてジューシーになりすぎないキャラ、絶妙な酸度と味わいバランスがワイン通の心に響く。

ブドウ品種別10アイテムとロゼ1アイテムが加わった「ビシクレタ」シリーズも同様、コノスルの英知が集結。品種の個性をきちんと抑えた王道ワインながら、飲み進めると「この品種って、こんな魅力があったのか」と新たな面にも気づかされる。

ビシクレタとはスペイン語で「自転車」の意味。コノスルは自然環境に配慮し、広い畑内をスタッフが自動車の代わりに自転車で移動する。自転車はコノスルのシンボルであり、ビシクレタ・シリーズもまたコノスルの精神を反映したワイン群なのだ。

開幕！餃子×ワインのマリアージュ徹底検証

今や、日本人のソウルフードたる不動のポジションを獲得した“餃子”。「WINE-WHAT!?」が誇る5人の精鋭テイスターが再び集結し、各自厳選した20本のワインとともに、その相性を徹底検証します！

ヴィーニャ・コノスル
コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ レゼルバ

●生産国／地域：チリ／ヴァレ・セントラル
●品種：カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー8%、カルネメール2%、マルベック1%

（選者・柳さんコメント）
庶民料理の餃子なら、どこでも手に入る定番のチリカベ。ブラックベリーにほんのりミント。樽由来の香ばしさやスパイシーさ。しっかりした骨格を持ち、ほんまに1000円未満？

柳　何だかんだで掘り下げましたが、餃子っておうちご飯の中でのお惣菜ポジション。堅苦しく考えずに、スーパーなどで買えるワインと合わせるのもありだと思い、こちらをチョイスしました。チリのカベルネ・ソーヴィニヨンなら外さないという意図も。醤油とラー油、黒こしょうはいかがでしょう？

松木　清涼感はあるけど、青臭さが前面に出ないところが、コノスルの良さですよね。

瀬川　カベルネ・ソーヴィニヨンの果実味と清涼感に、柚子胡椒がマッチします。水餃子もなかなかですが、ワインのタンニンがしっかりしているので、焼き餃子の方がいいと思いました。双方の味わいがよりエレガントに昇華される感じ。一見して絶対裏切らない無難な組み合わせのようだけれど、試してみると+αの展開がある。

太田　僕は、水餃子を酢と黒こしょうのみで味わうのが好きですね。果実味の清涼感が心地よく、ワインのみずみずしさと伸びやかさが、より心地よく感じられます。焼き餃子なら、酢醤油と豆板醤。辛味のインパクトで餃子の肉々しさが強調され、唐辛子の持つピメント感が抑揚をつけてくれます。

富田　水餃子には、バルサミコ酢と黒こしょう。たっぷりしたワインの果実味に調味料のコク、スパイシーさがアクセントになってくれます。焼きは酢醤油+柚子胡椒で爽やかに。

柳　コストパフォーマンスって、大事でしょ！　さらにほんの少し調味料を工夫すると、ここまで楽しめる。

この記事で紹介された商品