2023.06.07
- 楽しみ方
父の日には家族との豊かな時間をプレゼント〜厳選されたコノスルワイン「20バレル」で
■父の日は世界共通ではない!?
紫陽花とカタツムリが似合う6月。今年は早めに梅雨入りすると予報されていますが、第3日曜日は「父の日」ですね。父の日の発祥は1900年初頭のアメリカ。ある女性が男手一つで育ててくれた父を讃えるために、父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけとか。しかし、世界に目を向けてみると、実は父の日は6月に限りません。台湾やブラジルは8月、オーストラリアやニュージーランドは9月、北欧諸国は11月など様々。各国の風習や行事と関連させて定められているようです。でも日付は違えど、「お父さんへの感謝の日」であることは変わりません。
そんな父の日ですが、「気恥ずかしくて身内にはなかなか感謝の気持ちを伝えることができない」なんていうことはありませんか。そんな方なら特に、1年に1度の父の日こそ、日頃の感謝の気持ちを伝えてみましょう。
■父の日ギフトにも最適な「20バレル・リミテッド・エディション」
父の日ギフトにはネクタイが昔から定番ですが、今年はワインはいかがでしょうか。ワイン好きのお父さんにはもちろんのこと、ワインビギナーのお父さんにも楽しんでいただきたいワインがあります。それが「20バレル・リミテッド・エディション」です。コノスルの中でも最上級ラインナップで、その名は当初、厳選した20樽(バレル)のみが限定生産されたことに由来しています。
20バレル・リミテッド・エディションは、それぞれの品種のポテンシャルを最大限に引き出す土壌と気候に恵まれたシリーズ専用の畑で葡萄を丹念に育て上げ、収穫量を制限することで更なる深みと凝縮感を得ています。まさしくコノスルのプレミアムワインなのです。こんなエピソードを聞いただけでも、贈られたお父さんの喜ぶ顔が浮かびそうです。この20バレル・リミテッド・エディションは全7種類。今回は、父の日にふさわしいパワフル&リッチな4本をご紹介します。
<20バレル ソーヴィニヨン・ブラン>
まずは、ソーヴィニヨン・ブランです。コノスルの圃場で最も海に近いエル・センティネラの区画の葡萄を使用しています。この圃場は日当たりの良い斜面でたっぷりの太陽を浴びる一方、冷たい海風が吹きつけるため葡萄はゆっくりと成熟します。手摘みで収穫し、低温で発酵させることで、ソーヴィニヨン・ブランが持つ豊かな香りを引き出しています。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の果実香にミネラルやフレッシュなハーブの香りが爽やかで、これからの季節にもピッタリな1本です。
<20バレル シャルドネ>
お次は、20バレル・リミテッド・エディションのもう1つの白ワイン、シャルドネです。こちらも先ほどのソーヴィニヨン・ブランと同じ圃場であるエル・センティネラの斜面中腹部に位置する最良の区画で育てられたシャルドネのみを使用しています。レモンやライムのような豊かな酸味とグレープフルーツを思わせる苦味もあり、洗練度の高いクリーンな味わい。さらに、それらを包み込むように程よいボディ感があり、非常にバランスの良いシャルドネです。外観は輝きのある黄金色で、大振りなブルゴーニュグラスでいただくと、ますますリッチな味わいが楽しめます。白ワイン派のお父さんに贈りたいワインです。
<20バレル カベルネ・ソーヴィニヨン>
続いて赤ワインは、王道のカベルネ・ソーヴィニヨンです。チリ最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出すといわれるアルト・マイポ産の葡萄を使用しています。アンデス山脈の切れ目から冷涼な風が吹き、小石混じりの沖積土壌で、非常に凝縮した葡萄が育ちます。さらに、それらの中から最良な葡萄を手摘みで収穫し、ミディアムローストのフレンチオーク樽で17ヶ月熟成した逸品です。
味わいはエレガントでしっかりとしたタンニンがあり、長く深い余韻が特長です。外観は深みのあるワインレッドで、ブラックベリーやカシスなどの黒系果実の香りに黒コショウや土、たばこのニュアンスも感じられます。
<20バレル シラー>
そして、4本目はシラーです。リマリ・ヴァレーにある圃場で栽培されたシラーを手摘みし、新樽100%で16ヶ月熟成しています。リマリ・ヴァレーは赤道近くのため日中の気温は高いのですが、海から吹きつける冷風によって朝晩は大変冷え込み、昼夜の寒暖差は20度とか。この寒暖差がボリューム感とフレッシュさを併せ持ったエレガントなシラーを生み出します。ブラックチェリーやプラムなどの凝縮された果実香が感じられ、スパイスやチョコレートのようなニュアンスもあります。タンニンは豊富ながらよく熟していて、バランスの取れた酸とともに全体を引き締めています。凝縮感とボリューム感に溢れ、スパイスなどの複雑な余韻とエレガントな果実味が楽しめるフルボディです。
栽培、醸造にこだわり抜いた20バレル・リミテッド・エディションなら、どのワインも父の日ギフトに申し分ない1本です。
■20バレルで過ごす父の日
ワインをプレゼントするのも素敵ですが、やっぱり一番のギフトは“家族との楽しい時間“かもしれません。普段忙しくしているからこそ、父の日にゆっくりワインを楽しむのはいかがでしょうか。親子や夫婦など家族で楽しむ時間はかけがえのないものです。案外、料理上手なお父さんも少なくありません。そこで、お父さん自ら料理を振る舞うのはいかがでしょうか。父の手料理に美味しいワイン・・・家族からの信頼はさらにアップすることでしょう。20バレル・リミテッド・エディションならその期待は裏切りません。ぜひ、父の日には20バレル・リミテッド・エディションとともに過ごしてみてください。
この記事で紹介したワインはこちら
20バレル ソーヴィニヨン・ブラン
20バレル ソーヴィニヨン・ブラン
柑橘系の果実香、ミネラル香、柔らかでフレッシュなハーブの香り。凝縮感のある果実味、洗練度の高いクリーンな酸味があり、爽やかで上品な味わい。
20バレル シャルドネ
20バレルシャ ルドネ
洗練度の高いクリーンな酸味と、それを包み込むように程よいボディがあり、非常にバランス良く上品な味わい。
20バレル カベルネ・ソーヴィニヨン
20バレル カベルネ・ソーヴィニヨン
コノスルが誇るフラッグシップ・カベルネ・ソーヴィニヨン「シレンシオ」のセカンド的存在のワイン。フレンチオーク樽で17ヶ月熟成。カラント、ベリー、カシス、黒コショウ、土やタバコの香り。しっかりとしたタンニンがあり、余韻を長く楽しめる。
20バレル シラー
20バレル シラー
新樽100%で16ヶ月熟成。とてもエレガントな果実味が楽しめるフルボディ。タンニンは豊富ながらよく熟していて、バランスの取れた酸と共に全体を引き締めている。
この記事を書いた人
ソムリエ
たけうち あけみ
竹内 綾恵美
- (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
- SAKURAアワード2024 審査員
料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。
2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。