2019.12.02

  • 楽しみ方

晩秋に楽しめる、コノスルのおすすめワインとは?

秋も終盤、各地の山々も色づき、紅葉を楽しめる時期になりましたね。
なんとかの秋!ということで、ワインをテーマに
どんなワインの秋があるのか…?
株式会社スマイル 菅 宣雄 さんにインタビューしてきました!

秋とワインの関係

秋とワインの関係

ーー秋といえば「食欲の秋」と言われますが、ワインにも季節は関係ありますか?

ありますよ。温度が下がってくると、赤ワインが飲みたくなってくる方が多くいらっしゃいます。白ワインよりも赤ワインをご購入いただくことが多い傾向ですね。白ワインが3、赤ワインが7ぐらいの比率です。
白ワインより、赤ワインが人気となってきますね。

ーーこの時期おすすめのワインはありますでしょうか。

ブドウの品種でいうと“ピノ・ノワール”でしょうか。

ーーブドウの品種でのおすすめはピノ・ノワールになるのですね。

秋や少し肌寒くなった季節から美味しく感じるワインです。

ピノ・ノワール自体はそれほど濃厚ではない赤ワイン品種です。
タンニンも柔らかいので、お魚からちょっとクセがあるお肉まであわせることができます。

晩秋のこの時期は鴨が旬となります。鴨肉は鶏肉とは違う独特の香りがあり、エレガントなピノ・ノワールにはピッタリと合ってくると思います。

この時期おすすめの料理と調理法

秋この時期おすすめの料理と調理法

ーー鴨肉のおすすめの食べ方、調理法はありますか?

鴨肉のスライスに塩胡椒とニンニクをお好みで加えていただき、あまり焼き過ぎずに片面焼きぐらいで仕上げてみて下さい。
すごく美味しくいただけて、ピノ・ノワールとの相性も抜群です。

また、鶏肉でも、名古屋コーチンなどの少し個性のある鶏肉にもピノ・ノワールは合っていくと思います。

ーーコノスルはピノ・ノワールを推していますが、なぜですか?

ピノ・ノワールのブドウ

手塩にかけているからこそ、というところですね。

ピノ・ノワールはその非常に繊細な味わいから、ブドウの王様と言われています。有名な高級ワインのロマネ・コンティは、ピノ・ノワール100%で作られています。渋さというよりエレガントでニュアンスがあり、世界中で人気が高いブドウ品種です。
しかし、ピノ・ノワールの品種は非常に繊細なブドウです。気候や土壌などの違いで香味が変わります。

元々はフランスのブルゴーニュで多く生産されてきました。
ピノ・ノワールの栽培をチリで行っても、やはり良いピノ・ノワールの栽培はできず、できても『ボディーの強いピノ・ノワール』というものになっていました。他の地域も良いものができるところは限られています。

コノスルはあきらめずに研究を重ねることで、チリでも品質の良いピノ・ノワールを栽培することに成功しました。

希少で価値が高く、品質の良いピノ・ノワールで作ったコノスルのワインは自信作となっています。
繊細かつ、エレガントな口当たりですのでニュアンスを楽しんでいただけます。是非、たくさんの方に味わっていただきたいと思っています。

ーー繊細な味わいのピノ・ノワールワインだからこそ、個性のある食事に合わせやすいということですね。

そうですね。
あまり日本の家庭では食しませんが、鳩もピノ・ノワールとピッタリと合います。
鳩やうずらやホロホロ鳥など家禽類の料理は、良質のピノ・ノワールとよく合うと思います。
この時期のヨーロッパではジビエ料理を振る舞われていますよ。

ーージビエ料理もピノ・ノワールと合うのでしょうか

鴨肉以外で、ジビエ系で合うお肉

ジビエの中では鹿、猪は香りの強さがあるので、ピノ・ノワールよりはもう少しボティのある『メルロー』『カベルネ・ソーヴィニヨン』『シラー』などがいいと思います。

あの食材とスパークリングの秘密

ーー秋の味覚といえば、松茸・銀杏とかありますが、松茸、銀杏とかも合うのでしょうか?

そちらは『シャルドネ』で作っている、スパークリングワインのセンティネラをおすすめします。

松茸といったら、日本では土瓶蒸しや松茸ご飯などの料理で、松茸の香りを楽しみ味わえますね。
松茸の土瓶蒸しで考えるのでしたら、瓶内二次発酵したスパークリングのセンティネラはぴったりと合うと思います。

センティネラ

ーー瓶内二次発酵とはなんですか?

スパークリングワインは2種類ありまして、タンクの中で二次発酵させて、炭酸ガスを作っているものと、瓶に酵母と糖分を入れて、二次発酵させて炭酸ガスを作る方法とあります。瓶ですと、手間暇がかかってコストが高いのですが、繊細で細かな泡を作り出せ、酵母の香りが残ります。フランスパンのような香ばしい香りです。
そういったところと、お出汁とか松茸の香りというのはピッタリと合ってきます。

この時期、こんな時にピノ・ノワール

ーー香りのある食材について伺いましたが、今の時期おすすめブドウ品種のピノ・ノワールには、どのような料理やシュチュエーションがおすすめでしょうか。

ピノ・ノワールはボディーやタンニンがそれほど強いわけではないので、優しい感じのワインをお求めなときにおすすめで、お手軽に楽しめて毎日でも飲めるワインとなっています。
お料理は、先ほどおすすめした鴨肉や鶏肉のほかに、とんかつなどもよく合うと思います。とんかつはソースではなく塩で食べていただくと、ワインの個性が分かりやすいですね。

とんかつとワイン

ーーピノ・ノワールをあまり飲食店では置いていないように思いますが、育てるのが難しく生産が少ないところがあるからでしょうか?

そうですね。良いピノ・ノワールを作ろうとするとコストがかかり、特定の地域でしか生産が難しいところがあります。ブドウ自体が希少なため、以前は大衆的な居酒屋さんなどではなかなか見かけることが少なかったと思います。

ですが、それを一般化したのがコノスルです。

ニュージーランドも良いピノ・ノワールができますが、2,000円台中盤ぐらい〜3,000円台の価格が中心でした。それだけピノ・ノワールは高級ブドウです。
カベルネも高級な部類ですが、カベルネはチリでも高品質なものが安定して出来たので、低コスト生産できるようになり、チリではカベルネがブームになりました。
そして今では“チリカベ”と言われるほど、チリのカベルネは知名度が広がりました。

カベルネの後に人気が出てきたのが“ピノ・ノワール”です。

ワインの味で世界的な傾向でいうと、7〜8年くらい前まではボディーがしっかりしていて樽の効いたワインが人気でした。そういったワインを作るのに、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローをブレンドして、新樽の香りをいっぱいつけたワインを作り人気を呼んでいました。

ですが世界の傾向が変わってきて、ニュアンスがあって柔らかく、あまり樽香が邪魔をしないワインが世界の主流になっていってきています。 そのワインに当てはまる中心的なブドウの品種がピノ・ノワールになります。

チリではコノスルがメインで、ピノ・ノワールを栽培するのに取り組んでいました。世界的にみて、栽培面積も生産量も世界トップクラスと言えるほど、ピノ・ノワールに力を入れています。

ピノ・ノワールでのワイン作りには、細心の注意を払っています。
ピノ・ノワール用の専用の施設を作っているほどです。
ピノ・ノワールは繊細でダメージを受けやすいため、気を遣うブドウとなります。

ワイン作りにはパンピングオーバーと言われる、タンクでワインを循環させる工程があります。ピノ・ノワールでこれを行うと、味や香りを損ねてしまうことがあります。コノスルでは、人の力で優しくかき混ぜるやり方にすることで、繊細さが守られ、味も綺麗に出すことができました。

コノスルでは、ピノ・ノワールに力を注いできたので、チリ初のウルトラプレミアムピノ・ノワール(オシオ)が生まれ、世界的に高評価をいただきました。チリではピノ・ノワール生産のパイオニアとして注目を集めています。

ピノ・ノワールの伝統的産地であるブルゴーニュのワインは評価が高く、高額なものが多いのですが、そのピノ・ノワールとコノスルのピノ・ノワールを比べてもほぼ遜色がないと評価をいただいています。ブラインドテイスティング(銘柄が分からないようにラベルなどを隠して行うテイスティング)を行っても、「優劣付けがたい!」という結果が出るほど、コノスルでは高品質なピノ・ノワールを生産することに成功しています。

飲んでいただきたい!コノスルのおすすめ

ーークオリティーの高いピノ・ノワールを気軽に味わいを楽しめるということですね。

伝統国フランスのいいピノ・ノワールは30,000円台という価格ですから、10,000円以下で購入できるコノスルのピノ・ノワールは大変にお得ですね。

ーーコノスルのピノ・ノワールはこちら

オシオ

  • オシオ
  • チリNo.1ピノ・ノワールを目指し、ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたプレミアムワイン。「力強さを備えつつ、滑らかで完璧に調和のとれた味わい。チリの中でも最高に素晴らしいピノ・ノワールだ」(ルイス・グティエレス氏、ワイン・アドヴォケイト)

20バレル・リミテッド・エディション

  • 20バレル・リミテッド・エディション
  • チリNo.1ピノ・ノワールを目指し、ブルゴーニュの銘醸「ドメーヌ・ジャック・プリュール」のマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたプレミアムワイン「オシオ」ピノ・ノワールのセカンドワイン的存在のワイン。エレガントな口当たりで、豊富なタンニンとこなれた酸味が絶妙なバランスを保つ。果実の凝縮感が印象的。

シングルヴィンヤード

  • シングルヴィンヤード
  • カンポ・リンド葡萄園の第21区画「ヴィエント・マル Viento Mar(=海風)」の葡萄を使用。色合いは明るめで、鮮やかな赤い果実の香り。チェリー、ブラックチェリーなどのジューシーな果実香。程よい酸味が楽しめるエレガントなスタイル

レゼルバ・エスペシャル“ヴァレー・コレクション”

オーガニック

  • オーガニック
  • BCSエコ認定の有機栽培葡萄を使用。オーク樽で6ヶ月、ステンレスタンクで2ヶ月熟成。イチゴやチェリージャムの果実香、なめし皮、微かに腐葉土やキノコなどの香り。新鮮で澄んだプラムを思わせる果実味があり、きれいな酸味と程よいタンニンが感じられる。

ビシクレタ・レゼルバ

  • ビシクレタ・レゼルバ
  • 鮮烈なチェリー、プラム、イチゴの香りに、なめし皮やタバコのニュアンスが複雑性を与える。中庸な酸味とタンニンのバランスが良く、複雑で豊かな味わいのワイン。僅かにスパイシーな後味が楽しめる。

スパークリング ロゼ

  • スパークリング ロゼ
  • チリ南部、冷涼なビオビオ・ヴァレー産の葡萄を厳選して使用。シャルマ方式。イチゴやブルーベリーのような優しい果実味と豊かな酸味が感じられ、微かに感じられる心地よい渋みがボディにふくよかさを与えている。余韻にも柔らかな果実の甘みが残る。

ーーご紹介したセンティネラはこちら

センティネラ

  • センティネラ ブリュット ブラン・ド・ブラン
  • チリ最高級のシャルドネを生む、カサブランカ・ヴァレーはエル・センティネラ農園のシャルドネを使用したコノスル初のブラン・ド・ブラン。爽やかな柑橘類や白い花と、洗練されたイースト香、クリーム、パン、トーストの香り、細かく良質な泡立ちが続く。

まとめ

いかがでしたか?
ぜひ、鴨肉料理・鶏肉料理やとんかつとコノスルワインを合わせて、後少しの秋をご堪能ください。

それでは、また次回お会いしましょう!

この記事の監修者

菅 宣雄

ソムリエ

かん のぶお

菅 宣雄

  • (一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

1957年11月生まれ。スマイルの前身である株式会社ウイムマーケティングへ1985年に入社し、ワインビジネスの立ち上げに参加する。1995年に現在の社名に変更された後も、継続してワイン事業部を盛り上げていく。2017年には株式会社スマイル 取締役 常務執行役員に就任し、現在もワインをこよなく愛し続けている。