2021.12.15

  • 楽しみ方

さあ年末。がんばった2021年を「泡」でお祝いしよう!

ゆく年くる年、新年へ向けてのカウントダウンが始まりましたね。2021年も様々なことがありました。東京オリンピックが今年開催されたことも、ずっとずっと前のことのように感じます。みなさんもきっとこの1年、大変な環境下で頑張ってこられたことと思います。そんな頑張った自分をお祝いしませんか。お祝いと言えば、これ!やはり「泡」ですよね。コノスルのスパークリングと手軽なフィンガーフードで軽やかに1年の締めくくりをしましょう。

1. 依然として続く「スパークリング人気」

レポートオーシャンが発行した最新レポートによると、スパークリングワインの世界市場規模は、2019年に339億ドル、2027年には517億ドルに達すると予測されています。スパークリングワインの消費は世界的に拡大しており、ワイン総売上高の10%を占めているとか。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で外食産業での消費が落ち込んだとはいえ、小売市場でのシェアは拡大しており、依然としてスパークリングワインの人気は続いているといえます。

コノスルのスパークリングワインは「ブリュット」「ロゼ」の2つ。
チリ南部、冷涼なビオビオ・ヴァレーの葡萄を100%使用し、フレッシュで豊かなアロマと溌剌とした酸味、ミネラル感に溢れたスタイルでとても人気があります。葡萄畑のあるビオビオ・ヴァレーは、世界最南端の葡萄栽培地。ブドウ栽培に理想的な環境で、バランス良く、凝縮力があり、良質の酸とミネラルを持った葡萄が収穫できるため、クオリティの高いスパークリングワインができるのです。

2. プレゼントにもパーティにも喜ばれる泡

スパークリングワインの魅力はたくさんありますが、その一つは「華やかさ」。グラスに注いだ瞬間からシュワシュワと泡立つそのさまは、躍動感と華を感じます。
また一般的にスティルワインに比べてアルコール度数が低く、飲み心地もライトで、ワインビギナーでも飲みやすいと感じるでしょう。
さらには、適度な酸味が食欲を掻き立て、きめ細かい泡が清涼感を一層高め、喉ごしを楽しめる飲料として万人に愛されています。プレゼントやパーティなどのお祝いのシーンでも重宝され、スパークリングワインが1本あるだけで、日常がハレの日に変わる、そんな力を持っています。
1年の締めくくりには、やっぱり泡が似合うのではないでしょうか。

3. スパークリングワインとフィンガーフードを気軽に楽しもう

そこで、デパ地下のデリやコンビニなどの食材を使った簡単で、華やかなおつまみとスパークリングワインのペアリングをご紹介します。また、年末年始はのんびりするためにも、少し買い置きできるような、保存のきくものが嬉しいですよね。

そこで、まずは定番のハムやチーズ、パテなどを使った「ブルスケッタ」はいかがでしょうか。薄めにスライスしたバゲットにオリーブオイルを塗り、パルミジャーノチーズと生ハムをトッピングしただけの簡単ブルスケッタ。お隣は、クリームチーズにセミドライの柿、ピーカンナッツにブラックペッパーを少々。セミドライフルーツは長期保存が可能でそれでいてフルーツのジューシーさと果実の濃縮した甘みが楽しめる便利食材です。フレッシュタイプのチーズとの相性がよく、これだけでワインが進みます。

次に、おすすめしたい食材はスモークサーモン。
こちらも保存がきき、魚介系でプラスしたいときにとっても便利。先ほどのブルスケッタやカナッペのようなスタイルで楽しむのも良いですが、少し趣向を変え、「手まり寿司」にしてみました。ラップにスモークサーモンを並べすし飯を置き、茶巾絞りの要領で巻けば、ご覧の通り。レモンやディルをあしらえば彩りも鮮やかです。

さらに、野菜が少し欲しい時には「簡単ピンチョス」で。
茹でた野菜などを串で刺すだけです。アボカド、蒸し海老、プチトマト、ブロッコリー、カマンベールチーズで何もつけなくても具材同士が口の中でうまく調和してくれます。

おまけは、卵料理。カレーパウダーとレモン汁をマヨネーズに加えて混ぜたものを茹でた卵にトッピングし、ブラックオリーブとイタリアンパセリをあしらいました。

どのお料理も切って載せるくらいの手軽さ。それでいて味わいの変化もあり、スパークリングワインとの相性も良好。さらにはフィンガーフードなので、お皿やカトラリーをたくさん用意することなく準備も後片付けも楽チンです。これなら、年末年始の急なお客様にでも対応できそうですよね。

コノスルのスパークリング 「ブリュット」はイチジクやオレンジの花などの華やかな香りと柑橘系のフレッシュな果実香がありますので、野菜のピンチョスやセミドライフルーツとチーズのブルスケッタにバッチリ合いました。またカレー風味の卵のおつまみとも面白い相性でした。

もう1本の「ロゼ」はピノ・ノワール100%で、イチゴやブルーベリーのような優しい果実味と豊かな酸味がチャーミング。そして、黒ブドウならではのかすかに感じられる渋みと余韻に残る柔らかな甘みがとても美味。これはサーモンの手まり寿司や生ハムのブルスケッタとベストマッチ。エチケットも可愛らしく、テンションも上がります。

便利で美味しくオシャレなおつまみとコノスルのスパークリングワインがあれば鬼に金棒。がんばった2021年。自分へ、そして家族へ「お疲れさま」の気持ちをこめて、コノスルのスパークリングワインで楽しく締めくくりましょう。

この記事で紹介したワインはこちら

スパークリング ブリュット
ブリュット

スパークリング ブリュット
チリ南部、ビオビオ・ヴァレーの冷涼な気候と赤粘土質土壌に育まれた葡萄を厳選。製法はシャルマ方式。テロワール由来のフレッシュでミネラルに溢れた味わいと、二次発酵によって生まれる酵母やハチミツなどのニュアンスを楽しむことが出来る。

スパークリング ロゼ
ロゼ

スパークリング ロゼ
チリ南部、冷涼なビオビオ・ヴァレー産の葡萄を厳選して使用。シャルマ方式。イチゴやブルーベリーのような優しい果実味と豊かな酸味が感じられ、微かに感じられる心地よい渋みがボディにふくよかさを与えている。余韻にも柔らかな果実の甘みが残る。

この記事を書いた人

竹内 綾恵美

たけうち あけみ

竹内 綾恵美

  • (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート

料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。アルコールはあまり得意ではなかったはずが、ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。