2020.02.21
- 楽しみ方
【コノスル家飲みスタイル Vol1】本格ワインバー並み?簡単ちょっとリッチに楽しむプレミアムチリワイン
平日でも家飲みなら気楽に楽しめる
こんにちは、コノスルラヴァーズです。仕事帰りに軽く飲みたい気分だけど、お店に行くのは少々面倒。そんな時、出来合いの食材を上手に使って、簡単でちょっとリッチなお料理&コノスルワインで、家飲みスタイルはいかがでしょうか?
今日のプレゼンはお客様のウケもよく、うまくいった~。頑張った自分をお祝いしたい気分。とはいえ、誰かを誘って飲みにいくほどでもないし、平日の夜だからあまり長居もしたくない。できれば、お風呂に入って、いつベッドへ潜り込んでもいい態勢で飲めたら最高!
それを叶えてくれるのが、家飲みですよね。でも、スナックやお惣菜を買って飲むのはちょっと味気ない。そんなときに重宝するのが時短食材。最近はホテルメイドの瓶詰やレトルトなど、手軽で美味しい時短食材がたくさんあります。買い置きも可能なので、見つけた時にストックして、後はコンビニやスーパーで手軽に入る食材で、本格ワインバー並みのお料理ができちゃうんです。
さらに、コノスルワインを合わせれば、平日でも、一人でも、至福の時間が始まります。そんな家飲みスタイルに合わせたいワインがこちら、レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション”です。このシリーズは、ブドウの「適地・適品種」のコンセプトのもと、各産地(ヴァレー)に最適な品種をセレクトし、理想的な条件の下で栽培。それぞれの品種や産地の個性をよりはっきりと表現したプレミアムシリーズなのです。
その中でも今回は、チリが原産のブドウ品種「カルメネール」をセレクト。80%が樽、20%がステンレスタンクで熟成。熟成期間はいずれも11カ月で、ブラックチェリーの果実香に、ビターチョコレート、コーヒー、なめし皮、ヘーゼルナッツなどの香りが感じられます。豊かなタンニンがワインにしっかりとした構成を与え、リッチでしなやかな味わいが特長です。
実は、カルメネールには逸話があって、その昔、メルローだと思って栽培していたところ、ある専門家にこれはメルローではないと言われ、その木を抜いてしまったそう。しかし、このカルメネールの良さを知り、のちに栽培を再開したとか。確かに、柔らかく、丸みのある味わいはどことなくメルローに近い印象があります。しかしながら、さっぱりとした果実味と余韻に残るスパイシーさがメルローとはまた違った表情です。
時短食材で手軽に美味しく、ちょっぴり贅沢に
まず、今回おすすめしたい時短食材は、レトルトタイプのスープ。レトルトなので1食分ずつに小分けされていることが多く、独り暮らしの方にも重宝します。またスープとしてもソースとしても使えます。そして、輸入食材店などにあるオシャレで美味しい瓶詰や調味料類。特にフレーバードオイルを組み合わせると味に変化を与え、同じお料理でも何通りにも楽しめます。この他、ナッツ、チーズ、セミドライフルーツなどがあれば、もう十分です。
それでは、今回、トマト系スープを使ったメインディッシュを2品ご紹介します。
まずは、甲殻類の濃厚な旨味が特徴のビスクのスープレトルトを使った「海老のソテービスクソース仕立て」です。海老の殻をむき、背に包丁を入れ、塩コショウで味をつけ、小麦粉をはたきます。熱したフラパンにオリーブオイルを引いて表面が赤くなる程度に火を通します。ビスクのレトルトスープを温め器に盛ります。仕上げにハーブとオイルを回しかけて出来上がり。
軽く焼いたバゲットを添えて、召し上がれ。サイドディッシュには、生ハムやチーズ、サラダなどを添えればディナーの出来上がり。
サラダもとっても簡単で、ベビーリーフにアーティチョークのマリネ(瓶詰)をのせ、ナッツやオリーブをあしらっただけ。マリネ液がドレッシングの代わりになるので、後はピンクペッパーを散らせば、出来上がり。
魚介系のお料理ですが、トマトを使った濃厚なソースなので、カルメネールなら好相性。仕上げのオイルは、トリュフオイルなどを使えば、さらに合います。
そしてもう一品。ミネストローネのレトルトにチリコンカンのパウチ、ソーセージでボリューム満点のメインディッシュを。鍋に材料を全部一緒に入れて、温めるだけ。お好みでイタリアンパセリやチリパウダーをプラスしても。
これが、レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション”のカルメネールにピッタリ。カルメネールの爽やかなスパイシーさが余韻で融合し、食が進みます。いずれも調理時間は10分程度。切る、温める、かけるなどのシングルステップでビストロにも負けない仕上がりです。
残ったワインはホットワインで楽しむ
一人で1本飲みきれない・・・。そんな方も多いのではないでしょうか。でも大丈夫。この時期ならではの楽しみ方として、おすすめはホットワイン。乾燥させたフルーツとスパイスなどと調合したフルーツティとワインで手軽にできます。
オレンジピールやシナモン、グローブなどがブレンドされた少しスパイスなフルーツティがおすすめ。もちろん、ベリー系が入っているフルーツティならもっとチャーミングに。
作り方はいたって簡単。小鍋にワインとフルーツティを入れ、沸騰する直前で火を止めグラスに注ぐだけ。お好みではちみつなどを加えても美味。これならアフターディナーでも、楽しめます。
まだまだ寒さが残る季節。レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション”でホットワインを楽しむのも、なかかなかの贅沢ですよね。
この記事で紹介したワインはこちら
レゼルバ・エスペシャル“ヴァレー・コレクション” カルメネール
熟成は11ヶ月。80%樽、20%ステンレスタンク。ブラックチェリーの果実香に、ビターチョコレート、コーヒー、なめし皮、ヘーゼルナッツなどの香りが感じられる。豊かなタンニンがワインにしっかりとした構成を与え、リッチでしなやかな味わいが特長。
この記事を書いた人
たけうち あけみ
竹内 綾恵美
- (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
- SAKURAアワード2024 審査員
料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。
2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。