2020.07.17

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【コノスル家飲みスタイル Vol4】 お手軽エスニック料理+ゲヴュルツトラミネールで異国情緒を楽しもう!

こんにちは、コノスルラヴァーズ 竹内です!
蒸し暑い梅雨の時期、みなさんいかがお過ごしでしょうか。気温と湿気で体力を消耗しがちな季節には、香辛料やハーブが効いたお料理が食べたくなるもの。その代表格といえばエスニック料理ですが、味が強いエスニック料理とワインを合わせるとなると、ちょっと難しい気がしますよね。でも、それを難なくクリアしてしまうワインがあるのです。ということで今回は、エスニック料理とワインのペアリングで異国情緒を楽しむ家飲みスタイルのご紹介です。

ペアリングが難しい品種?「ゲヴュルツトラミネール」とは

みなさんは、白ワイン用のブドウ品種「ゲヴュルツトラミネール」をご存じでしょうか。舌を噛みそうな名前ですが、元々はイタリア北部のトラミナーという品種が起源で、現在の主な産地は、フランスのアルザス地方やドイツなど。冷涼なエリアを好む品種です。特徴は、ライチに代表される華やかな香りで、その香りだけでゲヴュルツトラミネールとわかるほど。他の品種と比べて黄色味が強く、また粘性も高い個性的な品種です。



なかなかペアリングが難しいと思われがちなゲヴュルツトラミネールですが、これにピッタリ合うのがエスニック料理なのです。



ゲヴュルツとは、ドイツ語で「スパイス」という意味で、ブドウがスパイシーな特徴を持つため名付けられました。ゲヴュルツトラミネールは香り高いだけでなく、適度な酸味と渋みもあり、風味の強いお料理に合います。ゆえにスパイスやハーブを効かせたエスニック料理とは抜群に相性が良いのです。

もちろん単体で飲んでも楽しめます。先日、コノスルワインの話題になりまして、友人に「私、あれ、名前が難しいんだけど、あの~ゲ、ゲ、ゲ・・・(ゲヴュルツトラミネールね?)そう、それ好きなの!」と言われたばかりでした。ライチの他にもバラの花のような香りがなんともエキゾチックで、それでいてアタックはスムース。さらに甘やかな味わいが女性に好まれます。特にコノスルの「ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール」は、香りと味わいのバランスが良く、豊かな表情を見せつつも後味がすっきりしており、飲む人を飽きさせません。



暑い地域の「医食同源」エスニック料理

エスニック料理というと、一般的にタイ・ベトナム・シンガポールなど、東南アジア諸国の料理を指しますが、広義ではインドやメキシコなどのスパイシーな料理もエスニック料理に含まれます。

和食ではまず使われない強烈な旨味や香りを持つ調味料が多いため好みが分かれるところですが、野菜やハーブ(香草)類をふんだんに使ったお料理は女性を中心に人気です。また、辛味と酸味、そして砂糖もよく使うため甘味もある料理が多いのが特徴です。

暑い国では発汗させて体をクールダウンさせるために、スパイスが効いたお料理が好まれますし、酸味は食欲増進や腐敗防止の効果があります。そして、原材料となるサトウキビの産地が東南アジアであり手に入りやすいこと。さらに砂糖も体を冷やすと言われており、まさに医食同源、理にかなっているというわけです。

お手軽なのに本格的!自宅で出来るエスニック料理

今回は日本人でも馴染み易い味付けのものをセレクトし、ご家庭でも簡単にできる超お手軽エスニック料理4品をご紹介します。

バナナの葉を模したお皿にワンプレートスタイルで盛り付けてみました。


<左手前から、ガパオライス(目玉焼き付き)、マッサマンカレー、生春巻、エスニック風鶏の唐揚げ。>


お店のようなプレートですが、実はとっても簡単に作れるんですよ。

1. ガパオライス

まず1品目、ガパオライスのガパオは和名でいうと「バジル炒め」です。
鶏肉や豚肉、シーフードバージョンもあります。
作り方はすべて同じです。

(1) 粗目にミンチしたお肉やシーフード類と、みじん切りにしたニンニクを一緒に炒める
(2) 玉ねぎやパプリカなどの野菜を加える
(3) ナンプラー、砂糖、しょうゆ、オイスターソースで味付け
(4) フレッシュバジルと唐辛子の輪切りを加えてさっと炒める(辛いものがあまり得意でない方は、唐辛子の量を加減してください)
(5) 目玉焼きをトッピングして完成!

目玉焼きとご飯、バジル炒めはすべて混ぜて食べるのがおすすめです。

なお、ライスは普通のうるち米(ジャポニカ米)ですが、これをタイのジャスミンライスにすると、より一層エスニック度合いが高まりますよ。ネットでタイ米(インディカ米)と検索すればすぐヒットします。

2. 生春巻

具材はボイルした海老、レタス、キュウリ、大根、ニンジン、ニラ、大葉、春雨など。ニラか大葉どちらかの香草は必ず入れてください。その他の具材はアレンジ可能。キャベツの千切りや水菜もいいですし、海老の代わりに蒸鶏や焼き豚、スモークサーモンなども美味です。

ライスペーパーをさっと水にくぐらせ、余分な水分をキッチンペーパーなどでふき取ります。少し置くとすぐ柔らかくなりますので、具材を手早く巻きます。市販のスイートチリソースを付けていただきます。野菜もたっぷり摂れ、彩りも良いのでおもてなし料理にもいいですね。

3. マッサマンカレー(レトルト利用)

3品目のマッサマンカレーはというと、これ、実はレトルトなんです。マッサマンカレーは、じゃがいもと鶏肉を煮込んだタイカレーの一種で、比較的辛さはマイルド。タイカレーといえば、ココナッツミルクがベースになっていますが、このココナッツミルクと抜群の相性なのが、「ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール」なのです。



4. エスニック風鶏の唐揚げ(市販品利用)

4品目はお惣菜の鶏のから揚げにパクチー風味のエスニックペーストをトッピング。レモングラスや玉ねぎ、唐辛子などエスニック料理でよく使われる食材をペースト状にしたもので、これだけでエスニック風味に早変わりします。鶏肉の漬け込みダレに混ぜてもいいし、後のせでもどちらでも楽しめます。


<エスニックの定番パクチー(香草)を添えて>


これらのエスニック料理と「ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール」、やはり抜群に合いました。その理由は、鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りそのものがアジアンテイストであること。また、ライムを絞ったような酸味や渋みがエスニック料理に使われる香草などの材料と類似しているためでしょう。さらにほんのりピーナッツやカシューナッツのようなコク味もあり、これがココナッツベースのカレーにも合うのだと思います。

中華にも合う!ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール

こうなったら、中華も合いそう!はい、合います。山椒を効かせた麻婆豆腐も、エビチリも全く違和感なし。ネギダレをかけた油林鶏も好相性です。中華はニンニクやショウガ、ネギをベースに使うことが多い料理ですが、こうしたお料理も守備範囲。ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネールのおかげで、エスニックや中華が大好きな私にとってワインを楽しむ幅が格段に広がりました。もちろん単体でも美味しいワインですから、ぜひ、試して欲しい1本です。



最近、海外旅行に行けてないなぁ、なんて思う今日この頃。エスニック料理と「ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール」で、おうちに居ながらちょっぴり旅気分を味わってみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したワインはこちら


ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール
ビシクレタ・レゼルバ ゲヴュルツトラミネール
鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的。香りがそのまま味わいにつながるような独特の風味が特長。クリアーで雑味がなく飲みやすい。しっかりとした酸味で、香りの印象に比べドライな味わい。

この記事の監修者

竹内 綾恵美

ソムリエ

たけうち あけみ

竹内 綾恵美

  • (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート

料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。アルコールはあまり得意ではなかったはずが、ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。