2020.12.22

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年末年始、ワインの食卓をお洒落にコーディネート!賢くリーズナブルにそろえるグッズ特集


各地で大雪のニュースが流れ、本格的な冬がやってきました。これからの時期、クリスマスにお正月とハレの日が続きますが、こんな時こそワインですよね。今回は、コノスルワインをより楽しむために、特別な日を彩るテーブルコーディネート術をご紹介します。  

賢くリーズナブルに揃えるテーブルウェア

テーブルウェアというと、一般的には食器類のことですが、カトラリー(スプーンやナイフなど)やテーブルマットやコースターなども含める場合もあります。目的やシーズンごとに様々なテーブルコーディネートがありますが、ご自宅でたくさんのテーブルウェアを揃えるのは大変ですよね。クリスマスやお正月を意識しつつも、限られたアイテムでそれらしく見えるテーブルコーディネートを実践してみたいと思います。

まずは、揃えるべきキーアイテムをご紹介します。  

1.テーブルランナー

テーブルランナーとは、テーブルを横断させるように敷く、細長い飾り布のことで、テーブルセンターと呼ばれることもあります。これがあるとグッとオシャレ感が出ます。またこのテーブルランナーをクリスマスカラーなどシーズナルなものをチョイスするとそれだけで演出効果絶大です。しかしながら、テーブルランナーは、お店で見ると意外といいお値段がします。  

そこで、ワンポイントアドバイス。ホームセンターやインテリアショップで販売されているカット売りのテーブルクロスを使う方法です。カット売りのテーブルクロスの幅は大概120~140㎝あります。10㎝単位でカットしてくれますので、これを40~50㎝にカットしてもらいます。4~6人掛けのテーブルであれば、テーブルランナーとして十分間に合うサイズです。素材もビニールや化繊が多いのですが、そのほうが自然素材よりもワインをこぼしたときでも染みにならずに扱いやすいです。また切り端が気になる場合は、折り曲げて両面テープなどで留めればOK。ポップなデザインからシックなものまで色々ありますので、気分に合わせて揃えることもできます。

2.ランチョンマット

次にランチョンマットです。テーブルの多くの面積を占有するので、このランチョンマット次第で雰囲気が変わるといっても過言ではありません。枚数も必要なので、これもリーズナブルなものが嬉しいですよね。そこで強力な助っ人になるのはやはり100円ショップ。今回は、クリスマスとお正月というテーマに合わせて、ゴールド、シルバー、ショッキングピンクのランチョンマットを購入しました。



こちらもビニール素材がベターです。ワインやソース、オイルが跳ねても大丈夫。さっと洗えば元通り。きれいな状態を保てます。ただし、熱には要注意。アツアツのお鍋やスキレットなどを直置きすると溶けてしまう場合があるので、必ず鍋敷きやコースターを使いましょう。

3.食器

ハレの日を演出する食器として、どのようなものをチョイスすればいいのでしょうか。
しかも、なるべくリーズナブルにですよね。ここでのポイントはゴールドラインです。
100円ショップなどでも金縁のグラスやお皿、金メッキのカトラリーなどが販売されています。こうしたものを使うと効果的です。



4.キャンドル

そして、演出効果としてお馴染みのキャンドルです。特にクリスマスには必須アイテムではないでしょうか。キャンドルホルダーを食器同様、ゴールドや赤系のものをチョイスするのもいいですし、キャンドルそのものがシーズナルなデザインのものでもよいと思います。実際に火を付けなくても、あるだけで雰囲気十分。小物的なポジションとして、思いっきり遊んでみましょう。



5.グリーン  

お花や観葉植物などのグリーンですが、これをナプキンなどのアイテムの上に少し飾るだけでドレスアップします。お庭に咲いている花や樹木の葉っぱ、ハーブなどで十分です。そうしたものがお近くにない場合は、お料理に使うローリエなどでもいいです。乾燥ハーブなら、しおれてしまうこともないですし、さりげないハーブの香りもgood!お料理に使ったついでにテーブルウェアとしても活用してみてください。



ワインのエチケットとリンクコーデを楽しむ

揃えるアイテムはなんとなくご理解いただいたところで、実は先に決めなければならないのがテーマカラー。もちろん、クリスマスやお正月らしいカラーというのはありますが、せっかくワインを楽しむのであれば、ワインのエチケットにそのヒントを求めるのも一つ。ワインのエチケットの色とリンクさせると、さらにグレードアップすること間違いなしです。




例えば、シングルヴィンヤード8グレープスのエチケットなら、黒いエチケットにシルバーのライン、そして赤い8の文字。シックでカッコイイですよね。どこを取ってもクリスマスカラーとして無理なく溶け込みそうです。お正月バージョンでは、塗り箸やお重の色とリンクしそうですね。これに合わせて、ランチョンマットやテーブルランナーの色をチョイスすればたちまちリンクコーデの出来上がりです。



20バレルはブルーのキャップシールにブルーの文字が象徴的で、白を基調としたエチケットです。クリアで涼やかな印象から、テーブルウェアもブルーやシルバー、白を基調とすれば、ホワイトクリスマスをイメージするようなコーディネートになりそうです。

コーディネート次第でクリスマスにも、お正月にも

クリスマスとお正月の時間差はわずか1週間。街のディスプレイも12月25日を過ぎた途端にお正月へ早変わり。おうちでのテーブルコーディネートもできれば、それぞれにアイテムを変えたいところですが、そこは賢くコーディネートアレンジでカバーしましょう。

その一つにセッティング方法、配置があります。洋食器は和食器に比べて重ねて使うことが多いです。カップのソーサーやスープ皿の受け皿、ウエルカムプレートにナプキンなど食器の上にお料理以外の何かが乗っていることが多くありませんか?
このイメージを活用して、テーブルウェアを重ね置きしているのがクリスマスコーディネートです。一方、お正月はやはり和のテイストが入りますので、食器はあまり重ねずに配置します。



それから、色使いです。クリスマスとお正月に共通する色は赤や白ではないでしょうか。クリスマスの場合は、白を控えめにして、赤+茶でウッディな要素を取り入れると聖夜の雰囲気が出ます。お正月なら、赤と白を同じくらいの配分で、アクセントに金や黒を入れるとお祝い膳の雰囲気が出ます。またグリーンをもみの木から松の葉に。これだけでお正月感が一気に出ます。また、お正月はナイフやフォークではなくお箸に。お箸の場合は、箸置きに和テイストを入れることでお正月らしさがアップします。



このようにちょっとした工夫で、シーズンごとの旬なコーディネートが楽しめます。ぜひ試してみてくださいね。

この記事で紹介したワインはこちら


シングルヴィンヤード 8グレープス
シングルヴィンヤード 8グレープス
8品種をブレンドした、コノスルの全く新しいコンセプトのワイン。それぞれの品種が織り成すハーモニーが素晴らしく、時間の経過と共に楽しめる。


20バレル・リミテッド・エディション
20バレル・リミテッド・エディション
「20バレル・リミテッド・エディション」はコノスルの最高級シリーズ。その名は当初、厳選した20樽のみが限定生産されたことに由来します。ピノ・ノワール(1996年)に始まり、カベルネ・ソーヴィニヨン(1997年)が続き、メルロ(1998年)、シャルドネ(2002年、コノスル初のウルトラプレミアム白ワイン)、ソーヴィニヨン・ブラン(2005年)、そして最後にシラー(2008年)が当シリーズに加わっています。それぞれの品種のポテンシャルを最大限に引き出す土壌と気候に恵まれた「20バレル」シリーズ用の特別な畑で葡萄を丹念に育て上げ、収穫量を制限することで更なる深みと凝縮感を獲得しています。

この記事を書いた人

竹内 綾恵美

たけうち あけみ

竹内 綾恵美

  • (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート

料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。アルコールはあまり得意ではなかったはずが、ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。