2021.04.16

  • 楽しみ方

母の日はオリジナルラッピングで特別なワインギフトを!

桜の季節もあっという間に過ぎ去り、新緑が美しい季節ですね。そして、5月の第一日曜日(5/9)は母の日です。同居されている方、近くにお住まいのかた、遠く離れて暮らしている方など様々かと思いますが、身近な人こそなかなか感謝の気持ちが伝えられていない、ということはありませんか。そんなとき、コノスルの豊富なラインナップからワインのプレゼントはいかがでしょうか。今回は、母の日にふさわしいワインと簡単にできるラッピング術をご紹介します。

オリジナルラッピングで個性を演出

一般的なワインギフトでは、専用の箱に入れリボンをかけるなど各ショップで対応してくれると思います。しかし、母の日ならではのオリジナルラッピングであなたらしいワインギフトでお母様への感謝を表現してみませんか。

どんなワインを選ぶかということも大事ですが、それと同じぐらいにラッピングにもこだわりたいですよね。「あの子らしいわ」とか「私の好きな色を覚えていてくれた」など、近い存在だからこそ受け取れるメッセージもあると思います。

ラッピンググッズあれこれ

こんな時に頼りになるのが100円ショップ。用途に合わせたラッピンググッズがたくさんあります。

ラッピングペーパーだけでもかなりの種類があります。紙製のもの、柔らかい不織布、フィルム、そしてリボンもサテンや麻、パルプ素材など見ているだけでも楽しくなります。また、リボンと合わせてアクセントになるチャーム類(ペンダントヘッドのようなもの)も多数あり、どれにしようか迷ってしまうほどです。

今回はワインラッピングということで、ワインにちなんだ素材や柄、ワインならではのグッズをチョイスしました。

まず、持ち歩きに欠かせないワインバッグ。今回は丈夫なビニール製にしました。これなら少々重たいワインでも安心です。

ワインを包むペーパーは英字新聞風のものと、コノスルのアイコンである自転車にワインボトルが印字されているペーパーがあったのでこちらをチョイス。そして、ワインのエチケットのカラーと同系色の不織布にしました。また、ワインギフトにもってこいのコルク素材のリボンがありましたのでこちらもセレクト。母の日ギフトらしく花のモチーフも。

このように包むものとラッピンググッズをどこかでリンクさせると統一感が出てきます。

そして、今回ギフト用に選んだワインは次の4本です。価格帯も様々で、予算に合わせて選べるのがコノスルのよいところ。

ロゼ・スパークリング

<ロゼ・スパークリング>

冷涼なビオビオ・ヴァレー産のピノ・ノワールを100%使用。若々しい淡い色合いのロゼは細やかで繊細な泡立ち。イチゴやブルーベリーのような優しい果実味と豊かな酸味が特徴。余韻にも柔らかな果実の甘みが感じられ、まさに母の日にふさわしいワインです。

オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー

<オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー>

コノスル・オーガニックワインの葡萄が栽培されている畑は、化学薬品を全く使用していません。施肥や病害の予防も自然な方法で取り組んでおり、草花やガチョウ、益虫などの導入などで畑を上手に管理しています。エチケットに施された自転車は毎日葡萄畑へとペダルをこいでいくワーカーたちのシンボル。ナチュラル志向の方にピッタリのワインです。

レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネ・ソーヴィニヨン

<レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネ・ソーヴィニヨン>

レゼルバ・エスペシャル ”ヴァレー・コレクション”シリーズは、適地・適品種のコンセプトのもと、各品種を理想的な条件の下で栽培し、それぞれの品種や産地の個性をよりはっきりと表現しています。エチケットも深いグリーンを基調に白の文字でスッキリとしたデザインがクールな印象です。レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネソーヴィニヨンは、カシスやブラックチェリーの香りに、黒コショウやミントの香りが特長的で、豊富なタンニンと酸味のバランスが取れた深い味わいが魅力です。

オシオ ピノ・ノワール

<オシオ ピノ・ノワール>

オシオは、チリNo.1ピノ・ノワールを目指し、ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたコノスルのプレミアムワイン。口に含むとキメの細かいタンニン、滑らかなボディが感じられ、豊かな香りと長い余韻を楽しめます。エレガントで、ストラクチャーのしっかりとしたワインです。

さて、それぞれのワインに合わせてラッピングのイメージを固めていきましょう。

まずは、ロゼ・スパークリングのラッピングです。エチケットが可愛らしいピンクですので、迷わずピンクの不織布を。ボトルもふくよかな曲線ラインなので、不織布のような柔らかい素材の方が包みやすいです。

モチーフにはこれまたピンクのお花(造花)で、キュートさを演出します。

ラッピングペーパーを適度なサイズにカットし、ボトルの首が見える高さでくるみます。

手前1か所をホッチキスで留め、残りのペーパーは折り畳み、ボトルの首の後ろに添えるようにし、固定します。

わら風のリボンにタッセルをつけ、お花を添えれば完成です。いかがでしょうか。タッセル部分をリボンやチャーム変えればまた違った印象に。

ワインバックはピンクと相性の良いグレーで。


次はオーガニック。ナチュラルテイストが似合うワインなのでラッピンググッズはコルク素材を使ったこちらの組み合わせにしました。

ラッピングペーパーをボトルに合わせて適切なサイズにカットし、筒状に包みます。

底面は織り込み、テープで留めます。ボトルの上の部分は瓶の形状に合わせてねじるようにして包み、余ったペーパーを折り畳みテープで留めます。

中央にコルク素材のリボンを蝶ネクタイのようにし、グリーンなどのナチュラル系花材を両面テープなどで接着します。

レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネ・ソーヴィニヨンは、英字新聞風のペーパーに紺のリボンとお花のモチーフでカッコいい女性を演出したいと思います。

こちらも筒状にワインを包み、リボンをあしらいます。


そして最後はオシオ。

実は、オシオは専用の包み紙でラッピングされています。グレーでスタイリッシュな雰囲気です。コノスルのシールも素敵です。これを活かしたスタリングにしたいと思います。

<サイドにはOCIOのロゴ>

こちらの雰囲気からヒントを得て、ブルーシルバーの品のあるラッピングコーディネートにしてみました。パニエ(ワインバスケット)に入れてプレゼントすれば、そのまま飾っていただくこともできます。

または、チーズやチョコレート、蜂蜜、ジャムなどワインに合うおつまみと一緒にバラエティギフトとしてラッピングするのもオススメ。

プレゼントをお渡ししたら、そのままワインパーティが始まってしまいそうですね。

ワインギフトのメリット

ワインギフトは難しいという方もいらっしゃいますが、贈る方のイメージと共通するキーワードやテーマを見つけてしまえば案外かんたんに選べると思います。何より相手を思う時間こそがギフトですよね。

そして、ワインの種類はかなりの数がありますので、ほぼ人と被ることがないのがワインギフトの良さではないでしょうか。また、普段自分では選ばないワインなどをいただくことも、新しい出会いにつながりワインの楽しみが広がります。

なかなか会えないご時世だからこそ、オリジナルラッピングしたワインでお母様への感謝を伝えてくださいね。

この記事で紹介したワインはこちら


スパークリング ロゼ
スパークリング ロゼ
チリ南部、冷涼なビオビオ・ヴァレー産の葡萄を厳選して使用。シャルマ方式。イチゴやブルーベリーのような優しい果実味と豊かな酸味が感じられ、微かに感じられる心地よい渋みがボディにふくよかさを与えている。余韻にも柔らかな果実の甘みが残る。


オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー
オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー
エコサート認定の有機栽培葡萄を使用。オーク樽で6ヶ月、ステンレスタンクで2ヶ月熟成。チェリー、ラズベリー、イチゴなどの果実香、ヴァニラのニュアンス。滑らかで豊かなタンニンがあり、土壌に由来するミネラルの滋味が感じられる。


レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネ・ソーヴィニヨン
レゼルバ・エスペシャル “ヴァレー・コレクション” カベルネ・ソーヴィニヨン
11ヶ月樽熟成。鮮烈なカシスやブラックチェリーの香りに、タバコのノートが複雑性を与え、黒コショウやミントの香りがこのワインを特長付ける。豊富なタンニンと酸味。バランスが取れたエレガントな深い味わいが特長。長い余韻が楽しめるワイン。


オシオ ピノ・ノワール
オシオ ピノ・ノワール
チリNo.1ピノ・ノワールを目指し、ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏の協力を得て造られたプレミアムワイン。「力強さを備えつつ、滑らかで完璧に調和のとれた味わい。チリの中でも最高に素晴らしいピノ・ノワールだ」(ルイス・グティエレス氏、ワイン・アドヴォケイト)

この記事を書いた人

竹内 綾恵美

たけうち あけみ

竹内 綾恵美

  • (一社)日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート

料理が大好きで、国内外問わず、旅先では必ず市場を訪れる。アルコールはあまり得意ではなかったはずが、ワインに出会い、味わいはもちろんのことワイン文化の奥深さに魅了される。2019年にワインエキスパート取得し、ワインと食の追求に邁進する日々。